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石田 衣良『結婚はあなたのゴールではない』独身女性が結婚の呪縛から解放される本

恋愛 書評 アラサー
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《たっつんのイチオシ記事!》

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どうも、独身アラサーのたっつん(@Tatsu_2015)です。

たまたま見つけて気になるタイトルだったので、手に取った

結婚はあなたのゴールではない

読み終わりました。
お正月から2、3回読み直してたんだけど

いや~~~、この本ね、めっちゃよかったよ~~~。
石田 衣良さんって池袋ウエストゲートパークの著者なんだけど、小説だけじゃなくてこういう指南本も書いてたなんて知らなかったなあ。

アラサー独女が家族や友達からかけられた、結婚という呪縛を解く本だと思う。

ちなみにこの本、今は『傷つきやすい私たちが幸せになる方法』というタイトルに改題されて発刊されています。中身も全く一緒なのかな?
てか、正直元タイトルのほうがイイ気がするのは私だけ…?(笑)

盲目的に「結婚したい!」と思ってるアラサー独女に、読んでもらいたいなー。
きっと結婚観がガラッと変わるはずだから。

石田 衣良『結婚はあなたのゴールではない』レビュー

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作家・石田衣良が提案する、大人の女性のための人生と恋愛のルール。

 社会全体がどこか方向感覚を失っているかのような現代、自分を満たしてくれるものが何かわからない人が増えています。

 そんな混迷の時代だからこそ、コミュニケーションや恋愛に対してどこか臆病になりがちです。どうしたらほんとうの幸せにめぐり逢えるのか――息苦しい時代をしなやかに生きぬくために、身につけておきたい考え方を提案する、大人の女性のための恋愛&人生論。

 『結婚はあなたのゴールではない』を改題。
傷つきやすい私たちが幸せになる方法 | 石田衣良著 | 書籍 | PHP研究所

「結婚=幸せ」は間違っている!?

本書は第一章の「理想的な結婚のかたちとは?」から始まり
第二章「イイ女の条件ってなに?」
第三章「相手との距離を縮めるために」
第四章「良いセックス、悪いセックス」
第五章「相手が浮気してると思ったら」
第六章「愛され続ける女の条件」

と、このような構成になっています。

この本で一貫して語られているのは

「結婚=幸せ」は幻想にすぎないということ。

「え?結婚って幸せじゃないの!?ちょっと待ってくれよ!!!(涙)」
結婚を夢見る独身アラサー女性にとっては衝撃的な内容かもしれない。

私は、「結婚=幸せ」という図式に疑問を持っていたから、すごく腑に落ちるというか

「私が探していた答えは、これだ!」

ってことがたくさん書いてありました。

みんな、結婚さえすれば幸せになれるーーと、簡潔に信じすぎてはいないだろうか?
結婚が"人生の節目"であることに異論はない。でも、それは決してあなたにとっての"ゴール"ではないはずだ。
結婚はあなたのゴールではない P14-15

そもそも、昔とは生活スタイルもガラッと変わって女性が社会進出できる時代になりましたよね。男性よりもバリバリ稼ぐキャリアウーマンもゴロゴロいるし。

そのように女性と社会の関係性は少しずつ変わっていってるのに、女性が結婚に抱くイメージだけは昔からあまり進歩していないと著者は言います。

女性が必ずしも家事に専念しなくなり、男性もまた、必ずしもそれを望まなくなっている現代。夫婦のかたちの変化によって、結婚を取り巻く環境が少しずつ変わっていくのは、当然のことといえる。

それにもかかわらず、まだまだ多くの女性が、かつての古き良き結婚生活に希望を抱き、それが幸せに直結していないことに、気づけずにいる。
だから、あらためて考えてみてほしいのだ。
自分が望んでいる"ほんとうの幸せ"とは、なにか。
結婚することで、それは手に入るのか。
結婚はあなたのゴールではない P16-17

確かに、結婚はステキなことだと思う。出来るならしたい。
何があっても自分の味方でいてくれる人と一緒に生活できるってそんなに安心できることないもの。

でも、結婚=幸せって単純な方程式で言うのはちょっと違うなーってずっと思ってました。でもどう表現したらいいんだろう…。

石田さんはこの本の中で、結婚をこう定義づけていました。

結婚×自分基準≒幸せ

なるほど、結婚すれば無条件で幸せってわけじゃないんだ。けれど、そこに自分の基準や視点が入ることで、幸せに近づけることはできると。
結婚すれば絶対幸せになれると思いこんで、そこに気づかずにただ「結婚したい!」って言ってる女性の多いこと多いこと。

結婚=幸せという式だけだと、自分の視点が抜け落ちてしまってるから違和感があったんだ…。

例えば、

  • 親がイイ人だっていうから結婚した
  • 全然タイプじゃないけど、お金持ちだから結婚した
  • 30歳超えて焦ってきたから、とりあえず適当な人と結婚した

とかだと、ダメなんですよね。自分の視点が入ってないから。

親がイイ人だって言っても、自分に合ってるかどうかちゃんと判断した?
お金持ちって本当に自分が優先したい要素だったの?
その人が好きだから結婚したかったの?それともただ結婚がしたかっただけ?

結婚=幸せって式を頭に描いていると、結婚さえすれば幸せになれる…って見誤ることがあるので、周りの基準ではなくしっかりと自分の基準を持つことが大切だと。
もちろん、自分が思い描く幸せに結婚がなければ、無理に結婚する必要もないんですよね。

結婚さえすれば、絶対幸せになれるんだって思い込んで、いざ結婚生活始めたら「こんなはずじゃなかった…」って気づいて、離婚する人もいる時代だし、結婚が絶対的に幸せをもたらすものって幻想を抱いていると、実際結婚生活始めた時に失望しちゃったり、相手に過剰な期待を抱くあまり、双方にギャップが生まれたりしやすいんだろうなぁ。

自分を大事にしすぎてはいけない!?

結婚のほかにも、モテについてや浮気されたときの対処法とかも書かれていたりするんだけど、中でも私が印象に残っているのは

自分をあまり大事にしすぎないこと

という著者のメッセージ。

最初読んだときちょっと、驚いたよね。笑
えー、親から大事に育てられたのに、大事にしすぎないってどういうことさ…って。

大事にしすぎないというのは、恋愛に慎重になりすぎないでってことなんだよね。
私の友達でも「次に付き合う人は結婚できるような人じゃないと!」ってえり好みして、結果彼氏いない歴だけがどんどん伸びちゃうような子がいます。

固く考えすぎないでもっとフランクに考えて「イイ人そうだし、とりあえずデートだけでもしてみるか…」から「この人いいな、付き合ってみたいかも」って思える人もいるかもしれないのに、最初のハードルをあげすぎるせいでチャンスがどんどん減っていっちゃうんですよね。

「この人は顔がタイプじゃないから、デートもしない」
「次は、絶対結婚できるような人としか付き合わない」
「告白されたけど、結婚相手に向かないから断ろう…」

そんな感じで、結局誰とも付き合わないまま独身で歳重ねていって…。

って、それめっちゃ怖くない!?

そこまで身構えてしまうよりは、もっと前向きに恋愛経験を積んだほうが、人間的にも魅力が増す気がするよね。
色んな人を知るからこそ、この人は自分に向いてない、この人はいい男だけど私にはあってない、とかわかるようになるわけだし。
おびえて守りに入るくらいなら、積極的に人とコミュニケーション取って、審美眼を磨いていこうよっていう。

そもそも、受け身でいる人のところに都合良く幸せが舞い込んでくるはずがないよね。(壮大なブーメランw)
安売りするのは、もちろんよくないけど、ちょっといいなと思える人だったら飛び込んでみるくらいの冒険心を持つ女性のほうが、最終的に幸せを掴む気がする。人との出会いもそれだけ多くなるし。

慎重なのはほどほどに。大事にしすぎないで時にはチャレンジ精神を持つことも必要だーってことだね。

アラサーになると特に「失敗に怯える」ってのがどんどん大きくなっていきます。

「30歳超えるまでに結婚しておかないと」
「離婚するなんて、恥ずかしい」
「もう5年も付き合ったんだし、この人じゃないともう後がない」
「年下と付き合うなんて、続かなそうだし時間無駄にしたくない…」

いいんだよ、失敗したって。
今なんて、3組に1組離婚する時代ですから。むしろバツイチの人のほうがモテるなんて不思議な現象まであるくらいだし。
私も親から「私たちは離婚せずにここまでやってきた」「離婚だけは絶対するな」と耳にたこができるほど言われてきたおかげで

「結婚するからには絶対離婚しないような、ずっとうまくやってける人と結婚しなきゃ…。」

って思うあまりめちゃくちゃ慎重になりすぎて、恋のチャンスも棒に振ってきた気がします。

失敗を怖がって、自分の行動を制限してしまうくらいなら、ちょっと勇気出して飛び込んでみるのもいいんじゃないかな。

そんなことに気づかせてくれたいい本でした。
もうすぐ春だし、恋愛するぞーー(*'▽')ノ
まずは、インドアやめて家を出るところからだな…。笑

まとめ

以上、『結婚はあなたのゴールではない』レビューでした。
女性の生き方が昔とは大きく違って変わりつつある中、結婚という制度だけが時代遅れな気がしてならない。

結婚すれば絶対幸せになれるわけじゃない。
一体、自分はどうして結婚したいのか。
本当に結婚したら幸せになれるのか。

この本を読んで、今一度自分の幸せについて振り返ってみてほしいと思います。

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