轟け!サブカル女子

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母が「あんたの友達は、本当にお尻が軽いわね~」って言いだしてギョッとした話。

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日本語って難しい。

20数年生きていても、やっぱり日本語って難しいなぁと思うことが多々ある。
言葉を正しく伝えても、自分の思っている気持ちとは裏腹に伝わってしまったという経験を誰しもしたことがあるだろう。

母と私の知識量と理解力にズレがあったせいで、ちょっとした言い争いになったってハナシ。

尻が軽いって誉め言葉!?

事の発端は、うちでパーティを開くことになり、誰を呼ぼうかと母と話し始めたことからだった。

私の友達Aちゃんはとにかくアクティブで、何かイベントに誘ったら速攻「行きます!」と答えるようなとても爽やかで人当たりのいい子だ。家族ぐるみで交流があり、母もその子のことをとてもいい子だと知っていた。先ほどのパーティにAちゃんを誘うと、いつものように「行く!」と速攻答えてくれた。

そのことを母に話すと

母「あら~Aちゃんは、本当にお尻が軽いわね~」

私「は!?お尻軽…。かぁさん…それ人前で絶対言っちゃダメだよ…」
母「は!?なんで!?」

この言葉をめぐって、かなり討論になりました(笑)

「尻が軽い」には二つの意味がある

私「それけなしてるように聞こえるから!!!」
母「は!?褒めてるんやん!!!」

と二人の意見がぶつかりどちらも納得しないので、Google先生に答えを聞きました。

kotobank.jp

尻(しり)が軽・い
1 気軽に物事を始める。また、動作が活発・軽快である。
2 行いが軽々しい。軽はずみである。
3 女性が浮気である。
尻が軽い(シリガカルイ)とは - コトバンク

「尻が軽い」という言葉はもともと物事を気軽に始める俊敏さがある、というポジティブな意味合いだったそうです。
そこから使われ方が転じていって

動作が活発→行いが軽々しい

今一般的に広く認識されている「尻軽」という意味で使われるようになっていったんだとか。

私はその元々の「物事を気軽に始める軽快さがある」という意味があるっていうのを知らなかったんですよね。
で、母は知っていたので誉め言葉として使ったというわけ。

そもそも、会話の流れで悪い言葉じゃないと理解力のある人ならわかるんだろうけど、私は友達に対してその言葉が使われたことに驚いてしまい、脳みそフリーズ状態でした。笑

母「尻が軽い、じゃなくてお尻が軽いって"お"を付けて丁寧に言ってるんだから、褒めてるのわかるでしょ!」
私「いや、"お"をつけようとつけまいと、その言葉の持つ意味は変わらないんじゃ…?」
母「変わるわよ!」
私「変わらんわ!」

私「軽快さを褒めたいんだったら、腰が軽いっていったほうがいいんじゃないの?」
母「腰が軽いなんて聞いたことないわ!」
私「/(^O^)\」

※腰が軽いと尻が軽いは辞書上では同じ意味合いなんだけど、「腰」と「尻」という体の部位のイメージから、前者は軽快な行動、後者は軽薄な行動という風に認識されて会話で使われていることが多いらしい。

まとめ

確かに辞書上では「尻が軽い」の意味は軽快さを褒めるものとして書かれている。言葉としては間違ってない。
でも、その言葉を言われた側が、必ずしも褒める言葉だと知っているとも限らないし、やっぱり「尻軽」のイメージが広く認識されてるから言われた側は

「はっ!?どういうこと…?」って戸惑う気がするんだよね。

辞書上では正しい言葉でも、変な誤解を生む可能性のある言葉は相手の知識量も考慮したうえで慎重に使うべきだなーと思うわけです。

「ヤバい」って言葉も元は「危ない」という意味だったのに、若者言葉として変化していって今では「格好いい」「イケてる」って意味でも使われるようになりましたよね。言葉というのは時代によって変化していくもので、辞書に載っているから正しい!と思って使うと間違ったニュアンスで伝わってしまう可能性もある。

正しい日本語をしゃべることももちろん大事、だけど自分の気持ちを間違いなく伝えることがもっと大事なんじゃないかな。

私「っていうか、あの子アクティブでいい子ね~でいいやん!」
母「うーん、アクティブってなんかニュアンスが違うんよなー。やっぱりお尻が軽いって表現がしっくりくるもん」
私「わかった、でもあまり多用しないほうがいいよ…(笑)」

私「そういや、Aちゃんパーティの買い出し手伝ってくれるって!」
母「ほんま!やっぱりAちゃんは、お尻が軽い子だわ~」

私「おかん、それ使うのやめとこか!」

やっぱり日本語って難しい。