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【ネタバレ】実写映画『美女と野獣』アニメ版との比較と感想!

たっつん/イラストレーター
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たっつん
たっつん

こんにちは、ディズニー作品の中で一番「美女と野獣」が大大大っすきなたっつん(@tatsuun7)です。

映画『美女と野獣』字幕版を見てきました!


あのね、最初に感想サクッとお伝えすると

めっっっちゃよかった!!!


たっつん
たっつん

ぶっちゃけ見る前は「はいはい、実写化ーーーwww」とか馬鹿にしてた。

見た後は「さすがディズニー!」って思ったよ。すみませんでしたぁあ!!!笑

アニメ版『美女と野獣』の大ファンなので「実写化とか、絶対失敗するやつやん!」って思ってました。

が、ビジュアルの圧倒的再現力と画面を彩るきらびやかな装飾、そして新たなストーリーを追加したことで、アニメとは違う魅力が盛り込まれた作品になってた!

アニメ版のファンはもちろん、美女と野獣初めて見るって人でも楽しめる作品に仕上がってました!さすがディズニーさんやなぁと感心…!

たっつん
たっつん

実写版になっても、いいものはいい!!!


では、あらすじと感想、ネタバレ等紹介していきます。

この記事でわかること
  1. 実写映画『美女と野獣』あらすじ
  2. 実写映画『美女と野獣』感想
  3. 実写映画『美女と野獣』の良かったところ、悪かったところ
  4. 実写映画とアニメ版の比較
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実写映画『美女と野獣』あらすじ

ひとりの美しい王子が、呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまう。魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散る前に、誰かを心から愛し、愛されることができなければ、永遠に人間には戻れない。

呪われた城の中で、希望を失いかけていた野獣と城の住人たちの孤独な日々に変化をもたらしたのは、美しい村の娘ベル。

“人と違う”ことを受け入れ、かけがえのない自分を信じるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分の価値を見出せずにいる野獣──その出会いは、はたして奇跡を生むのだろうか…?

作品情報|美女と野獣|ディズニー公式

野獣の姿になる呪いをかけられてしまった、美しい王子。

そして、狭い世界から飛び出し自由を求め、自分を認めてくれる誰かを探していたベル。

2人はある日出会い、そして次第に惹かれ合う。美女と野獣の間に真実の愛は生まれるのか…!?ド定番ラブストーリーものです!

では、以下感想・ネタバレしていきます。


実写映画『美女と野獣』感想。想像してたよりよかった!

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出典:美女と野獣|ブルーレイ・DVD・デジタル配信|ディズニー公式

実写化作品ってスベるイメージが強く、わざわざ映画館で見ることはほとんどなかったんですが、ディズニー作品で一番好きな『美女と野獣』の実写化って言われたら…そりゃ見に行くしかないっしょ~~!!!

ってことで、見てきたんですが、普通に感動してもーた。


というのも、実写化でありがちな大人の事情で設定がガラッと変えられてしまうというファンへの冒涜もなく、更にアニメ版を補完するように感情移入できるストーリーが追加されていたので、個人的にはアニメ版と比較しても劣化することなく、楽しめる作品に仕上がっているように感じました!


キャストやストーリ、アニメ版との比較ポイントなど、6つのポイントにまとめました。

アニメ版との比較、6つのポイント
  1. 実写で100点満点のビジュアル!キャスト陣が素晴らしい
  2. 実写版『美女と野獣』とアニメ版『美女と野獣』の比較
  3. 字幕と吹き替えどっちがオススメなの?
  4. 映画『美女と野獣』のよかったポイント
  5. 映画『美女と野獣』の悪いポイント
  6. 期待してたのに、なくて残念だったシーン

それぞれ紹介していきます。


①100点満点のビジュアル!キャスト陣が素晴らしい

まず、キャスト陣について。

ベル役のエマワトソンがキレイすぎる。

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出典:YouTube

リアルがアニメを超えてきてる、貴重な例。


エマワトソンといえば、ハリーポッターシリーズでハーマイオニーを演じていた女優さんですが、少女役を演じてたエマがいつのまにかこんなキレイなお姉さんになってたとは!

作中でエマが歌い踊るシーンはあまりにも美しすぎて、「これ本当に実写?CGかなんかじゃないの?」って思いながら見てました。笑


実写化が失敗する要因に、“原作のビジュアルを再現した結果、見栄えがチープに見えてしまう”ってのがあると思うんですが、

エマのベルは100点満点。てかアニメ版のベルよりキレイーーー!

どこの角度から見ても顔アップのシーンもとにかく美しい。高画質大スクリーンで見てもキレイ。2次元に勝る3次元の美しさってすっごいな…!


それから、ビースト役はダン・スティーブンという俳優さんが演じているんですが、ほぼモーションキャプチャーでの出演でしたね。

この映像見たら滑稽に見えちゃうけど、最新テクノロジーで再現された野獣の姿はとてもリアルで動きも全く違和感なかったです!


それから、ベルに求愛する嫌味な男、ガストン役。
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出典:YouTube

彼もめちゃくちゃハマリ役でした!

アニメの世界からそのまま飛び出してきたような、ビジュアルの再現力…!

たっつん
たっつん

アニメを実写化しても劣らない、アメリカ人のビジュアルの強さよ…

物語を左右するキーパーソンでもあるので、主人公二人と同じく忠実に再現されていてとてもよかったです!

たっつん
たっつん

ガストンってナルシストで嫌なやつやけど、どっか憎めない不思議なキャラやねんなぁ…。

ディズニー作品は悪役がほんま魅力的!


実写映画『美女と野獣』のよかったポイント

今作のよかったポイントは5箇所ありました!

『美女と野獣』のよかったポイント5つ
  1. 冒頭の「朝の風景」シーン
  2. ルミエールがベルをもてなす「Be Our Guest」
  3. ル・フウがいいやつ
  4. ベルと野獣のダンスシーン
  5. ベルと野獣のキスシーン

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ガストンの子分として出て来るル・フウなんですが、アニメ版ではただのポンコツ。笑

でも、実写版ではめっちゃいいやつに改変されていました(笑)

ガストンの起こす行動に皮肉言ったり、最後暴動が怒った時に、ベル側に寝返って助けたりするんですよね…!

たっつん
たっつん

アニメ版よりも見せ場多くて、「ル・フウ、アホやけどええやつやん…」ってなりました。笑


あと、やっぱりキャラが歌唱するシーンは最高!!!

特によかったのは、ルミエールが料理でベルをもてなすシーンで歌われる「Be Our Guest」のところ!

このシーンはアニメにも負けないぐらい、華やかド派手で目も耳も楽しかった〜!!

全体的には、満足な作品だったんですが、期待してなのになくて残念だったシーンをいくつか。

  1. 「朝の風景」で、本を読みながら歩いているベルが、看板を使って水をバシャッ!って避けるシーン
  2. 広場で羊に本をむしゃむしゃ食べられるシーン
  3. 酒場でガストンが卵パクパク飲み込むシーン
  4. 村人対召使いたちの戦いで、羽ぼうきのプリュメットが村人に羽をむしられるシーン

朝の風景のところで本を読みながら歩いているベルが、看板を使って水をバシャッ!って避けるシーンが、よくわからないけどめちゃくちゃ好きなので、なくて残念でした。笑

後は、酒場でガストンが卵パクパク食べるシーンも期待してたのになかった!(笑)

たっつん
たっつん

ま、卵を丸飲みは、さすがに実写では厳しいか(笑)

あと、村人対召使いたちの戦いで、羽ぼうきのプリュメットが村人に羽をむしられるシーンはちょっとエッチで好きなシーンなんだけど、ここもカットでしたね(笑)

そうそう、プリュメットはアニメ版ではただのほうきだったのに、今作では空を飛ぶ鳥キャラに変身してましたねー。触れるの忘れてた。


実写映画『美女と野獣』の悪かったポイント

逆に悪かったポイントは2箇所ありました。


まず、ひとつめ。

魔法が解けた野獣がイケメンじゃない!!!

たっつん
たっつん

その髪型イヤ~~~(笑)江口洋介スタイル~~~!笑

魔法が解けた後の姿に期待していただけに、ちょっとがっかりしたよねw


ふたつめは、ガストンがなびかないベルに対して放つ言葉

「独身で年老いた女の末路を知っているのか?」

が、不快感MAXでした…。

近くで物乞いしていたアガットを見ながら言うんだけど、アラサー世代には刺さる刺さる…。


あと、アニメでは感じなかったんだけど、実写ではベルが明らかに異質なものとして描かれていたのもちょっと気になったねー。

ベルがちいさい女の子に本を読んであげるシーンがあるんだけど、近くにいた村民が

「女が本なんて読んだってムダなんだよ!」

って言うのよ。


その後、こんな狭い世界から抜け出して自由を手に入れたい~って歌う流れにするための布石なんだろうけど、そんな極端に描く必要はあったんだろうかなーって。

アニメ版でもベルは変な子扱いされているんやけど、そこまで詳しく描かれてなかったのに、実写版では村民からの迫害っぷりが顕著に描かれすぎてて胸糞でした。

たっつん
たっつん

洗濯物ばっしゃーんってひっくり返されたり…。ベルめっちゃ嫌われとるやん!胸くそ!


実写版『美女と野獣』とアニメ版『美女と野獣』の比較

次は映画版とアニメ版の比較について。

大筋のストーリーはアニメとほぼ一緒で世界観を壊すことなくまとまっているんですが、少しだけ違う展開や新たに追加された設定がいくつかありました。

私が気づいた『美女と野獣』実写映画とアニメ版との相違点はこちら。

  1. ベルの父親モーリスが野獣に捕らえられてしまう理由
  2. 母親のエピソードに触れる魔法の本の下り
  3. 王子の母親エピソード
  4. アガットという女性の存在
  5. 最後のバラが散ってしまう時のルミエール達の姿

もしかしたら、他にもいくつかあるかも知れませんが気づく限りではこんな感じでした。


まず、1番目のモーリスが野獣に捕らえられてしまう理由は、このように違います。

  • アニメ版:城へ不法侵入したことが原因
  • 実写:城の庭にあったバラを無断で盗んでしまったから

モーリスが捕まった時、アニメと違う展開なので「あれ?ストーリー違うやん!」と思いましたが、実はモーリスが薔薇を盗む→野獣に捕まるという展開は、18世紀のフランスで出版された美女と野獣の原作本のストーリーに沿って描かれているそうです。


原作本は読んだことなかったので、一瞬「改悪だ!」と思いましたが、アニメよりも原作に忠実に制作されているところもよきですね…!

ただ、アニメ版に比べると野獣の恐ろしさがやや半減して見えちゃった気がしました。

そりゃ人んちのバラ勝手に摘んだら、怒られるでしょーよ!(笑)

たっつん
たっつん

「野獣のほうが常識人やん」って思っちゃった。笑

それから、

  • ②母親のエピソードを知ることになる魔法の本の下り
  • ③王子の母親エピソード
  • ④アガットの存在

こちらは、アニメ版には全くなかった設定ですね。

ここは正直「いらんかったんちゃうかな?」って私は思いました。

特に魔法の本の下り!!!

野獣が突然魔法の本を取り出して、

「願えば、どこでも好きなところに行くことができる」

って、ベルと二人で過去に行き、そこでベルの母親のことについて知るんですが、魔法の本で過去に行けるとか、ハリーポッターやん!!!

少しだけ、美女と野獣の世界観を壊してしまっているように感じました。


ベルとモーリスの絆を描くために、あの展開が必要だったんだろうなーというのはわかるんですが、そもそもベルとモーリスは最初から不仲だったわけでもないし「改めてそこを深堀する必要あったんかな?」って思いました。

今作は、キャラクター同士が親密になる理由を丁寧に深堀りして描いているなぁという印象を受けました。


例えば、野獣になる前の王子の母親の描写も、ベルと共通点を描くことでお互いが惹かれあった理由を強調する為に描いたんだろうなって伝わりましたし。

でも、それが人によってはムダに感じたり、丁寧に描かれてていい!って感じたりと意見がわかれたみたいです。

私は完全に蛇足派でしたね(笑)

まぁ、アニメ版を見ていない人にとっては、わかりやすくてよかったのかもしれません。


そして5つ目の、バラが散ってしまうときのアンティークたち(召使いたち)の演出がもう…もうね…


めっちゃ…よかった…(涙)


アニメ版では、最後の薔薇が散って悲しむベルと野獣。そして、2人の姿をルミエールたちが残念そうに見つめるという演出になっています。

が、実写版では、バラが散ると共に動いていたアンティーク達が徐々に命を失って元の家具に戻ってしまう…というなんとも儚い演出になっているんですよ…。

そして、フルフルの姿で涙腺崩壊…!

たっつん
たっつん

ここの演出はかなりグッときて、アニメ以上によかった!!!

ここの描写いるかな〜ってシーンもちょこちょこありましたが、ラストに関しては、アニメ版を超える感動の演出が追加されていて、めっちゃよかったですね!

実写映画『美女と野獣』はアニメ劣化コピー版になっていないと感じた、大きな要因のひとつです。


実写映画『美女と野獣』は字幕と吹き替えどっちで見たらいい?

私は字幕版を見たんですが、美女と野獣は歌うシーンがたくさんあるので、臨場感を味わうなら断然字幕版がおすすめだと思います。

エマワトソン歌うまいし、ガストン美声だし。

吹替版の歌唱シーンはこんな感じです。

吹き替えだとやっぱりテンポが気になるというか、ややもったりした印象になっちゃいますね…。

アニメだと吹き替えでも全然楽しめるんやけど、映画『美女と野獣』は英語挿入歌がステキなので、世界観を壊したくないなら、絶対字幕版をおすすめします!

ただ、吹き替え声優さんに自分の好きな方がいらっしゃるとかだったら、吹き替えで見るってのもアリかなって思います。

【実写『美女と野獣』吹き替え声優一覧】
ベル:昆夏美(エマ・ワトソン)
野獣:山崎育三郎(ダン・スティーブンス)
ガストン:吉原光夫(ルーク・エヴァンス)
ル・フウ:藤井隆(ジョシュ・ギャッド)
ポット夫人:岩崎宏美(エマ・トンプソン)
モーリス(ベルの父):村井國夫(ケヴィン・クライン)
ルミエール:成河(ユアン・マクレガー)
プリュメット:島田歌穂(ググ・バサ=ロー)
コグスワース:小倉久寛(イアン・マッケラン)
マダム・ド・ガルドローブ:濱田めぐみ(オードラ・マクドナルド)
チップ:池田優斗(ネイサン・マック)


まとめ 映画『美女と野獣』はいいぞ!

ほんまに大好きな作品なので「冒涜したらただじゃすまんぞ…」ってテンションで見に行きましたが、いい作品に仕上がってて大満足でした!笑

書き出したら、もっと色んなポイント出てきそうなんだけど、これぐらいにしておきます。笑


『美女と野獣』のストーリーがほんとにいいので、実写化してもよき!!!美しい愛!!!って感じで楽しく見れました。

最初にも書いた通り、実写化にしてはとてもよく成功例だと思います。アニメ版ファンでも楽しめる展開になっていました。

全体的に映像が華やかで、有名なダンスシーンもとにかくゴージャス!


その他の歌唱シーンも、映画館ならではの臨場感と迫力満載で味わえて、アニメ版にはなかった展開も楽しめました。

なので、アニメ版からのファンも、今作で初めて『美女と野獣』を見た方も、どちらも楽しめるとてもいい仕上がりになっていたと思います。

『美女と野獣』は実写化でもおもしろい!!!


あと、映画館では感動して泣いてる方がちらほらいましたね。(私もちょっと泣いた)

私は友達と見に行ったけど、カップルで見たら絶対ハッピーになれるやつ~~~!

あ、そうそう見る順序なんですが、やっぱりアニメ版『美女と野獣』を一度見てから→実写の流れがいいんじゃないかなあって個人的には思います。

私、子供のころから100回以上は見てるんじゃないかな?(笑)

それくらい超名作です。アニメ版見てない人は、この機会にぜひ見てください!


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イラストレーター
元々、職歴も貯金も恋人もいないフリーターから、ブログをきっかけにフリーランスに転身。 そして、気づいたら一度は諦めたイラストレーターにちゃっかりなってました。 夢だった書籍イラストのお仕事をしています。
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